マカオ司法警察局がカジノIR運営サンズチャイナと合同で詐欺被害防止キャンペーン展開

 マカオ司法警察局は2月21日、同月18日から21日にかけて、マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社と合同で同社の従業員を対象とした詐欺被害防止キャンペーンを展開したと発表。

 今回のキャンペーンでは、サンズチャイナ参加の4つのIR施設(ロンドナー、パリジャン、ヴェネチアン、サンズ)のバックヤードに特設コーナーを用意し、インタラクティブ体験やゲーム等を通じて各種詐欺手法や予防策について情報発信を行い、2000人を超える従業員が参加したという。

 同局によれば、近年は世界規模で特殊詐欺の被害が拡大しており、同局としても状況を注視し、積極的に社会各界と手を組み、市民の被害防止及び意識向上に取り組んでいるとのこと。

マカオ司法警察局がサンズチャイナ社と合同で展開した詐欺被害防止キャンペーンの様子(写真:マカオ司法警察局)

 なお、同局は昨年1月にもサンズチャイナ社と合同で同様のキャンペーンを実施したが、昨年特殊詐欺の被害に遭った同社従業員の数は前年から2割近く減少するなど顕著な効果があったことを挙げ、今回の参加者に対し、ぜひ周りの同僚や家族と最新の詐欺防止情報を共有してほしいとした。

 マカオの労働市場においてカジノIR企業のプレゼンスは大きく、中でもサンズチャイナの従業員数は最多の約2万7000人となっている。

 同局では、今後もカジノIR運営企業との協力を密にし、従業員向けの詐欺防止情報発信を通じて意識向上を図っていく考え。

マカオ司法警察局がサンズチャイナ社と合同で展開した詐欺被害防止キャンペーンの様子(写真:マカオ司法警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  このほどマカオ金融管理局が公表したマカオの銀行業に関する統計資料によれば、利息差額の拡大やその他…
  2.  マカオ政府衛生局(SSM)は1月14日、同月12日にマカオ域内で今年2例目となる輸入性デング熱感…
  3.  マカオ司法警察局は1月13日、中国人(中国本土居民)の男3人が動画共有サイトを使って「カジノ賭博…
  4.  世界最大のカジノ都市として知られるマカオ。いわゆる「カジノ税」はマカオ政府の歳入の実に8割を占め…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は1月13日夜、同日マカオ域内で今年初めてとなる輸入性ジカ熱(ジカウイ…

ピックアップ記事

  1.  今年(2025年)に入って以降、マカオ政府が新交通システム「マカオLRT」の新路線計画を相次いで…
  2.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  3.  マカオ特別行政区政府は11月20日、マカオ立法会に「2026年度財政年度予算案」法案を提出した。…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年1月号
(vol.151)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun