2012年第3期コンベンション/エキジビション統計発表

マカオ政府統計調査局は27日、2012年第3四半期のコンベンション及びエキジビション活動に関する統計を発表。イベント総数は223項目となり対前年13項目減少。うち192項目が有料だった。コンベンション参会者及びエキジビション入場者総計はのべ699,805人で前年比34%増。

第3四半期のエキジビション活動は22項目で、対前年7項目の増。入場観衆総数はのべ684,268人で38%伸びた。同期間に開催されたコンベンションは201項目、参会者は15,537人。

22のエキジビション主催者が示した資料によると、16のエキジビションが昨年に続き今年もマカオでイベントを開催。マカオを開催地に選んだ理由については、「主な営業拠点がマカオだから」の50%、「マカオ市場を開拓したい」の45%が大半を占めた。第3四半期に開催された22項目のエキジビションでは3,029の参展者、45,504人の業界関連観衆を集めたという。

エキジビション活動の増加に伴い、今年第3四半期のエキジビション主催者の収入は前年比319%の大幅な伸び。金額ベースで4,478万パタカで、収入の主な内訳は政府あるいはその他機構による補助が71%を占めた。支出は101%増の6,530万パタカで、宣伝及びPR費が20%、イベント制作と現場レイアウトが19%を占める。今年第1~3四半期のエキジビション主催者の収入及び支出総額はそれぞれ6,992万パタカ、9,709万パタカ。

229の出展者への調査によると、出展による収入は540万パタカで、商品販売が93%を占めた。支出は415万パタカで、71%をブース出店料が占めた。今年第1~3四半期の出展者の収入及び支出総額はそれぞれ2,539万パタカ、965万パタカ。

今年第1~3四半期に開催されたコンベンション及びエキジビションの総数は728項目で、対前年45項目の減少。参会者及び入場者総数はのべ991,602人で29%増、うち42のエキジビションが903,444人の入場者を集めた。


多くの大型エキジビションが開催される「コタイエキスポホール」(資料)―本紙撮影

多くの大型エキジビションが開催される「コタイエキスポホール」(資料)―本紙撮影

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