マカオ政府統計・センサス局は9月19日、今年第2四半期（2025年4〜6月）のマカオ市民の文化活動への参加に関する調査結果を公表。

　本統計は16歳以上のローカル人口を対象に過去6ヶ月以内に映画館、図書館の訪問、博物館・世界遺産の参観、観劇や絵画鑑賞といった文化活動への参加を調査したもの。毎年第2四半期に調査を行っている。

　今年第2四半期に文化活動に参加した人の数は前年同時期から0.4%増の25.43万人、文化活動参加率（16歳以上の市民に占める文化活動に参加した人の割合）は2.8ポイント（pt）上昇の53.9%に。

　活動別では、参加人数が多い順に映画館を訪問しての映画鑑賞（16.87万人）、図書館訪問（12.03万人）、ミュージアム・世界遺産参観（9.35万人）。

　このほか、マカオで多くの大型パフォーマンスイベントの開催が続く中、音楽またはダンスパフォーマンスを鑑賞した人の数は0.6%増の7.09万人に上り、うち78.4%にあたる5.56万人がマカオで開催されるコンサートを鑑賞し、平均鑑賞回数は延べ0.1回増の延べ1.9回に。