マカオ衛生局がギニア人女性に健康追跡措置、エボラ対策開始後初

マカオ政府衛生局は8月16日、8月15日午後5時から16日午後5時までの間に11名のエボラ出血熱流行地域にあたるギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアのパスポートを持つマカオ入境者がおり、うちギニア人の女性1名がマカオ滞在中の健康状態追跡対象となったことを明らかにした。同局では毎日電話を通じて健康状態の確認を行う。

マカオ政府衛生局では、西アフリカ地域で猛威を振るうエボラ出血熱に対する対策として、今年(2014年)7月31日午前9時からエボラ出血熱に対する水際対策として、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアのパスポートを使ってマカオへ入境する旅客について、健康調査及びマカオ滞在中の追跡を行う措置を実施している。

具体的には出入境施設で衛生担当者による尋問及び検査を行い、エボラ出血熱感染者特有の症状が見受けられる、または感染者との接触があった場合、すぐに防護服を着用させ、仁伯爵綜合醫院(通称、山頂医院)の救急センターに搬送し、専門的な検査を実施する。検査の結果、感染の可能性が高いと判断された旅客については、隔離病棟にて経過観察と治療を行う。また、陰性と判断された旅客、感染者と接触歴のある旅客については、衛生担当者が毎日電話で健康状態の追跡調査を行い、疑わしい症状が出た場合にはすぐに隔離、観察措置をとるという。

8月15日午後5時から16日午後5時までの間にマカオへ入境した流行地域4カ国のパスポートを持つ11名のうち、10名はエボラ出血熱特有の症状が見受けられず、また西アフリカ各地を出発した後、ウイルスの潜伏期間とされる21日間以上を経過していることから、健康状態を追跡する必要なしと判断された。しかし、ギニア人女性1名は症状は見られないものの、ギニアを出発して21日未満であることから、追跡に対象となった。水際対策措置導入後、追跡対象者が出たのは今回が初めてのケースとなる。

仁伯爵綜合醫院(資料)―本紙撮影

仁伯爵綜合醫院(資料)―本紙撮影

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