崔氏が政策綱領を発表―第4回マカオ行政長官選

8月16日、マカオドームで第4回マカオ行政長官選挙の政治綱領発表及び質疑応答会議(政綱宣講及答問大會)が行われ、唯一の立候補者で現職の崔世安(チョイ・サイオン・フェルナンド)氏と400名いる選挙委員のうち265名が出席した。

登壇した崔氏は「同心致遠,共享反映(心を共に、繁栄を分かち合おう)」をテーマに、暮らし、発展、博愛、ガバナンスの4章から成る政治綱領を発表し、今後5年間の青写真を示した。

政治綱領の中では、特に住宅問題や交通問題など、民生問題の解決に力を注ぐことが盛り込まれている。財政余力を社会保障や住民への補助などに活用し、長期的な視野で住民と繁栄の成果を分かち合うことを検討したいとした。また、ゲーミング(カジノ)を含む観光業については、世界的リゾート都市への飛躍を目指すという目標を推進するため、専門委員会の立ち上げを検討する。カジノライセンスの更新については、来年(2015年)から検討を開始し、カジノ運営企業のノンゲーミング部門拡充や社会的貢献をライセンス継続の可否判断の材料とするとした。

質疑応答では、17名の委員から質疑応答があり、カジノ産業の将来性及び人材に関する質問が多かった。

第4回行政長官選挙は8月31日に投票が予定されている。

政策綱領を発表する崔世安氏(写真:新聞局)

政策綱領を発表する崔世安氏(写真:新聞局)

 

会場全景(写真:新聞局)

会場全景(写真:新聞局)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  6月12日付のマカオ特別行政区公報(官報に相当)に2023年廉政公署(汚職捜査機関、CCAC)業…
  2.  6月12日付のマカオ特別行政区公報(官報に相当)に新交通システム「マカオLRT」を運営するマカオ…
  3.  マカオ政府衛生局(SSM)は6月12日、マカオでデング熱伝播の高リスクシーズンを迎えているとし、…
  4.  マカオ司法警察局は6月11日、マカオの路上で徒党を組んでスリを行ったとして中国広西チワン族自治区…
  5.  マカオ司法警察局は6月11日、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の吸引及び密売に絡み、マカオで居住、就労…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年6月号
(vol.132)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun