中小企業向けローン貸付増ー14年上半期、マカオ

マカオ政府金融管理局は8月18日、今年(2014年)上半期の中小企業向けローンに関する統計を発表。新規ローン貸付け承認額は上昇を継続しており、地元銀行の中小企業向け与信限度枠の融資使用比率も昨年下期と同水準で安定傾向にある。

今年上半期のマカオの銀行が新規に承認した中小企業向け与信限度額は前年下半期から42.5%増、前年同期から84.0%増となる232億パタカ(日本円換算:約2,982億円)。与信限度額のうち有形資産による担保が占める割合は75.3%で、前年下半期から2.4ポイント下落、前年同期から0.1%の軽微な上昇だった。

今年上半期末の未償還中小企業向け与信額は521億パタカ(約6,697億円)で、前年末から28.9%、前年同期から57.9%のそれぞれ増。融資先別では前年同期との比較で、ホールセール・リテール業向けが64.5%増、建設・土木業が31.7%増、・運輸・倉庫・通信業が17.1%増。一方、電力・気体燃料・水資源業向けは49.4%減、教育業が8.7%減、漁業・農業が6.1%減。

中小企業向け与信限度枠の使用比率(与信限度額に占める未償還額)は前年末から0.6ポイント下落の64.4%だった。

今年上期末の延滞債権残高は前年末から1.5%、前年同期から13.8%のそれぞれ減となる1.42億パタカ。延滞率は前年末から0.08ポイント、前年同期から0.23ポイントのそれぞれ減となる0.27%。

マカオ金融管理局(資料写真)―本紙撮影

マカオ金融管理局(資料写真)―本紙撮影

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