ウィンマカオ純利1.2%減、平場カジノ伸長ー14年上期業績

マカオのカジノ・リゾート大手ウィンマカオは8月21日、今年(2014年)上半期の業績を発表した。株主に帰属する純利益は前年同期比1.2%減となる36.5億香港ドル(日本円換算:約489億円)、EBITDAは11.6%増の41.43億香港ドル(約555億円)。1株あたり基本利益は0.7香港ドル(約9.37円)、中間配当は1株あたり前年の0.5香港ドルから増配となる0.7香港ドルを予定している。

ウィンマカオの上期売上は前年同期比8.8%増の162.38億香港ドル(約2,174億円)。このうち、カジノからの売上は9.7%増の153.59億香港ドル(約2,057億円)だった。VIPゲーミングテーブル総売上は0.3%増の137.65億香港ドル(約1,843億円)と横ばいだったが、マスゲーミングテーブル(平場)は32.9%の大幅増となる47.45億香港ドル(約635億円)となった。

この他、6月30日に従業員向けの自社株配布計画を承認し、7月16日付で対象者7,511名への第1次配布分として751.1万株を発行したことを明らかにした。

ウィンマカオ(資料)=マカオ・新口岸—本紙撮影

ウィンマカオ(資料)=マカオ・新口岸—本紙撮影

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