港珠澳大橋、2016年末開通目指す—マカオメディアに現場公開

港珠澳大橋管理局は9月24日、マカオメディアに海底トンネル用の円筒型ユニット製作工場や西人工島など、プロジェクト主体工程の現場にマカオメディアに招き、進捗状況の説明などを行った。港珠澳大橋管理局の韋東慶党委副書記は開通時期は2016年末を目標にしていると語った。

韋氏によると、大橋本体から香港、珠海、マカオへ接続する連接道路及び通関施設については各地がそれぞれ建設するものだが、主体工事と同様に2016年開通を目指して工事が進められているとのこと。また、通行料金については車輌種別により異なる料金体系の採用や、電子料金収受システムの導入を予定しているというが、具体的な料金については未定とした。

港珠澳大橋建設工事は順調に進んでいるようだ(写真:新聞局、9月24日撮影)

港珠澳大橋建設工事は順調に進んでいるようだ(写真:新聞局、9月24日撮影)


西人工島を訪れたマカオメディア(写真:新聞局、9月24日撮影)

西人工島を訪れたマカオメディア(写真:新聞局、9月24日撮影)


海底トンネル用の円筒型ユニット製作工場(写真:新聞局、9月24日撮影)

海底トンネル用の円筒型ユニット製作工場(写真:新聞局、9月24日撮影)

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