違法売春で中国本土出身の女5人を逮捕、スマホアプリ使い集客ーマカオ

マカオ治安警察局は14日未明、マカオ半島の繁華街、新口岸地区のホテルで違法売春の摘発を実施、同一グループの5名の女を逮捕した。このグループは中国語圏で普及しているスマートフォン向け無料メッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」の近くにいる人を探す機能を使って集客を行なっていたという。

10月15日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。治安警察局によると、新口岸地区のホテルで違法な売春行為が行なわれているとの匿名の通報を受け、摘発に乗り出したという。ターゲットの客室を監視していたところ、4人の女が退出し、その後すぐ別の女が客を伴ってもどってきたという。警察が現場に踏み込んだところ、避妊具やローションなどの売春に使われたと思われる証拠品が見つかった。

女はいずれも中国本土出身で、年齢は20歳台。中国本土の仲介人を通じて宿舎の斡旋などを受け、マカオへ「出稼ぎ」にやってきたという。約2週間に渡って違法売春行為を続けていたといい、客から1回あたり約1,000パタカ(日本円換算:13,400円)を受け取っていたという。

警察当局ではグループの元締め及びその他のメンバーの行方を追っている。

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

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