マカオの過去、現在、未来をテーマにした3Dプロジェクションマッピング=返還15周年イベント、12月末まで開催

マカオ政府旅遊局は12月15日、マカオ半島新口岸地区にあるマカオ返還寄贈品博物館前の特設会場でマカオ返還15周年を記念した3Dプロジェクションマッピングイベントの開幕式を行った。

今回上演される映像のテーマはマカオの過去、現在、未来。返還寄贈品博物館のほか、タイパ島のカルモ教会、コロアン島の聖フランシスコ・ザビエル教会の計3ヶ所が会場となる。開催期間は12月31日まで、午後8時半から10時半までの間、1回10分程度の作品を随時上演するという。見学無料。

マカオ政府旅遊局では、これまで聖ポール天主堂跡やマンダリンハウスといった世界遺産を会場に3Dプロジェクションマッピングイベントを開催し、いずれも好評だったとしている。

昨今、マカオでは3Dプロジェクションマッピングがブームとなっている。コタイ地区にあるカジノ付き大型IR(統合型リゾート)施設のヴェネチアンマカオでも、「ウィンター・イン・ヴェニス」と題したイベントのプログラムに採用しており、来年(2014年)1月4日までの毎晩、屋外ラグーン特設会場で映像上演を行う。こちらも見学無料。

マカオ・コロアン島の聖フランシスコ・ザビエル教会の壁面を使った3Dプロジェクションマッピングの上演(写真:MGTO)

マカオ・コロアン島の聖フランシスコ・ザビエル教会の壁面を使った3Dプロジェクションマッピングの上演(写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  澳門海關(マカオ税関)は2月13日、消費者権益の保護と市場の秩序維持を目的に情報収集及び市内各エ…
  2.  マカオ半島新口岸地区にある統合型リゾート(IR)運営会社は2月13日、同IRのフレンチレストラン…
  3.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオ半島でMGMマカオ、コタイ地区で…
  4.  マカオ政府統計・センサス局は2月13日、昨年通期(2024年1〜12月)及び昨年第4四半期(20…
  5.  マカオ司法警察局は2月12日、違法薬物密売の疑いでマカオ人で香港の身分証も持つ自称無職の男(30…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年2月号
(vol.140)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun