マカオのカジノ税収3.6%増の1.8兆円、歳入の82.5%占める=今年1-11月累計

マカオ政府財政局は12月16日、今年1-11月の公共財政収支を発表。歳入は前年同期比1.9%増の1457.58億パタカ(日本円換算:約2兆1400億円)となり、通年予算を3.2%超過。このうち、カジノ税収は3.6%増の1202.13億パタカ(約1兆7700億円)で、通年予算を2.0%上回っている。歳入に占めるカジノ税収の割合は82.5%。

なお、昨年(2013年)同期のカジノ税収は前年比18.2%増だった。マカオのカジノ売上は今年(2014年)6月以降、6か月連続で前年割れとなっており、税収にも影響が及んでいる。今年1-11月のマカオの累計カジノ売上は3282.36億パタカ(約4兆8200億円)で、前年同期比0.3%の微増。

1-11月の歳出は14.9%増の530.12億パタカ(約7800億円)で、予算執行率は68.3%にとどまる。財政黒字は4.3%減の927.4億パタカ(約1兆3600億円)となったが、予算を45.8%上回っている。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本紙撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本紙撮影

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