通貨供給量、預貸率ともに上昇=マカオ14年12月

マカオ政府金融管理局は2月5日、昨年(2014年)12月の広義通貨供給量(廣義貨幣供應量)について、前月から上昇に転じたとする最新統計を発表。また、融資総額の増が預金総額の増を上回ったことから、総体銀行預貸率は前月に続き上昇を継続。

【マネーサプライ】
流通貨幣が1.3%、通知預金が6.3%のそれぞれ上昇となり、M1は前月比5.4%増。同時に、準通貨負債は前月と同水準、通貨供給量M2は前月比0.7%増の4876億パタカ(日本円換算:約7兆1557億円)となった。前年同月と比較してM1が5.0%、M2が10.5%のそれぞれ上昇。通貨ストラクチャーについては、M2に占めるマカオパタカの比重は25.5%で前月から0.2ポイント減、前年同月から1.4ポイント増、香港ドルの比重は50.7%で、前月から1.0ポイント増、前年同月から2.6ポイント減。

【預金】
マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金は前月から0.7%増の4767億パタカ(約6兆9958億円)。通貨別ではマカオパタカが0.4%減、香港ドルが2.8%増、その他外貨が2.6%の減。非マカオ居民による預金は前月から3.8%下落の2194億パタカ(約3兆2198億円)。公共部門の銀行システムへの預金は4.5%上昇の950億パタカ(約1兆3942億円)に。これらを総合して計算した銀行システムの預金総額は前月比0.2%減の7911億パタカ(約11兆6097億円)となった。このうち、マカオパタカと香港ドルの占める割合は19.1%、43.0%。

【融資】
地元民間部門への融資は前月比2.3%増の3391億パタカ(約4兆9764億円)。マカオパタカと香港ドルの比率はそれぞれ27.7%と64.5%で、金額ベースでは940億パタカ(約1兆3795億円)と2187億パタカ(約3兆2095億円)。対外部門への融資は前月比0.6%増の3506億パタカ(約5兆1452億円)。マカオパタカと香港ドルの比率はそれぞれ1.2%と23.2%で、金額ベースでは40億パタカ(約587億円)と813億香港ドル(約1兆1931億円)。

【預貸率】
銀行のマカオ居民に対する預貸率は12月末時点で前月末と比較して0.6ポイント上昇の59.3%。非マカオ居民含む総体預貸率は1.4ポイント上昇の87.2%。

マカオ金融管理局(資料写真)―本紙撮影

マカオ金融管理局(資料写真)―本紙撮影

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