旧正月シーズン、セナド広場周辺等で通行規制実施、安全対策強化=マカオ

マカオ治安警察局は2月12日、今年(2015年)2月19日の旧正月元旦前後にかけてマカオを訪れる旅客が急増すると見込まれることから、2月17日から28日にかけて、旧市街地のセナド広場及び聖ポール天主堂跡周辺の歩道、マカオ半島北部の關閘イミグレーションで通行規制を実施すると発表した。

いずれも、状況に応じて歩道の一方通行化、エリア入場規制などを行う。昨年(2014年)大晦日に上海で発生した将棋倒し事故の教訓を生かし、セナド広場に臨時救援所を設置、救急車も常駐させるなど、安全対策を強化する。

出入境ゲートについては、マカオ半島北部の關閘出入境ゲートで、混雑状況に応じて建物外での待機などの入場規制が実施される。治安警察局では、同局のウェブサイトで最新の混雑状況をチェックすることで、ピークを避けて移動する助けになるとしている。

治安警察局による旧正月シーズンの通行規制に関する記者会見=2月12日、マカオ(写真:GCS)

治安警察局による旧正月シーズンの通行規制に関する記者会見=2月12日、マカオ(写真:GCS)

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