マカオのカジノ売上低迷、VIPルーム資金繰り悪化で規模縮小相次ぐ

マカオのカジノ売上が昨年(2014年)6月から今年3月まで10ヶ月連続で前年割れとなっている。マカオ立法会は4月1日、今年度の月間カジノ売上目標額を前年の300億パタカから200億パタカへ大幅下方修正する修正予算案を可決している。

マカオの日刊紙「澳門日報」が4月7日付紙面でカジノVIPルーム関係者の声として伝えた内容によると、例年4月はカジノ市場のローシーズンにあたり、政府が新たに目標として設定した200億パタカの売上にすら届かない恐れもあるという。VIPルームの先行き不透明感も拭えないことから、資金繰りの悪化を理由にビジネス規模を縮小せざるを得ない業者も相次いでいるとのこと。

この関係者によると、かつては多くのVIPルームが高い利息を武器に広く資金調達を行っていたが、昨今のカジノ売上の低迷を受け、最近では投資家たちが1億、2億香港ドル単位で資金を回収する動きも珍しくないという。また、これを受け、VIPルームによるギャンブラーへの融資は慎重にならざるを得ず、ローリングチップ売上は半減したとのこと。特に、中小のVIPルームでは経営困難に直面し、コスト及びリスク低減のため大手業者の傘下に入るなどして生き残りを図るほかないという状況が続いているという。

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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