【マカオIR探訪記】ウィン・パレス…完成度の高さが光る豪華&エレガントリゾート

昨年(2016年)8月22日、マカオのIR(統合型リゾート)集積地区にあたるコタイ地区に、ニューフェイスとなる「ウィン・パレス」が華々しくオープンした。

昨年(2016年)8月22日、マカオのIR(統合型リゾート)集積地区にあたるコタイ地区に、ニューフェイスとなる「ウィン・パレス」が華々しくオープンした。

「ラスベガスを変えた男」として名を馳せる米ウィン・リゾーツ社のスティーブ・ウィン会長兼CEOが「ウィン・マカオ」(マカオ半島新口岸地区)に次いで2つ目、10年ぶりにマカオで手がけたハイエンドIR施設だ。同氏の45年以上にわたるホスピタリティ事業の集大成として位置付けられ、「豪華さ」と「エレガントさ」においてマカオの新たなスタンダードを打ち立てるとの強い意思が込められているという。

近年、マカオでは大型IRのオープンラッシュが続いており、競争が激化しているが、ウィン・パレスに対する評価として、滞在経験者から「完成度の高さ」を賞賛する声を耳にすることも多かった。このほど、本紙記者もようやく宿泊を伴う取材を実施する機会を得たため、リゾートの魅力について項目別にリポートしてみたいと思う。

「ウィン・パレス」正面外観。手前がパフォーマンス・レイク-本紙撮影
「ウィン・パレス」正面外観。手前がパフォーマンス・レイク-本紙撮影
次のページ:

1

2 3 4

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)グランドリスボアパレス(上葡京)で4月22日、世界…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社は4月22日、マカオ特別行政区の成立25周…
  3.  マカオ政府統計センサス局(DSEC)は4月22日、今年(2024年)3月及び1〜3月累計の訪マカ…
  4.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  5.  マカオ治安警察局は4月21日、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ域内の各所でキッ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun