マカオのカジノで不正行為の中国人ギャンブラー逮捕…結果確定後に当たり目へチップ置く

マカオ司法警察局は4月16日、マカオ・コタイ地区のIR(統合型リゾート)併設のカジノにあるシックボー(大小)のゲーミングテーブルで不正行為をした中国本土出身の女(37)を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表。

警察発表によれば、被疑者は同月12日午後、ゲームの結果が「1、2、5の合計数8(小)」と出た後、ディーラーの目が届かない隙を狙って配当30倍となる当たり目の合計数「8」の位置に後出しで1000香港ドル(日本円換算:約1万4300円)分のゲーミングチップを置いたとのこと。この様子をピットボスが発見し、警備スタッフに命じてすぐに女の動きを制止。通報を受け駆けつけた警察官に身柄ら引き渡し、逮捕となった。警察は女を詐欺未遂罪で送検済みとした。

シックボー(大小)のゲーミングテーブルのイメージ(資料)=マカオ理工学院ゲーミングティーチング&リサーチセンターの模擬カジノ施設にて本紙撮影

シックボー(大小)のゲーミングテーブルのイメージ(資料)=マカオ理工学院ゲーミングティーチング&リサーチセンターの模擬カジノ施設にて本紙撮影

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