マカオ衛生局、日本製の鼻炎薬1商品の回収を指示…理由は微生物限度超え

マカオ政府衛生局(SSM)は7月18日、マカオ市場に流通する薬品に対する通常サンプリング検査の結果、日本の製薬会社・米田薬品株式会社が生産した鼻炎薬「ビエンリックK錠」について、微生物限度が薬局方基準を超えたことがわかったとし、輸入業者に対して回収を指示したと発表。

輸入業者がSSMに提供した資料によれば、当該商品はマカオの薬局に供給されているという。SSMでは、輸入業者及び卸売業者に対して商品の回収を要求済みとし、すでに購入した場合は薬局の薬剤師に相談し、処理の手配を受けるよう呼びかけた。

マカオ政府衛生局が回収を指示した日本製の鼻炎薬(写真:SSM)

マカオ政府衛生局が回収を指示した日本製の鼻炎薬(写真:SSM)

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