マカオカジノIR運営大手サンズチャイナ、地元学生向け奨学金として約1300万円寄付=13年連続実施、累計約1.3億円

 マカオでヴェネチアンマカオ、サンズマカオなど複数の大型カジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナは9月9日、マカオの6つの高等教育機関に通う地元学生を対象とした奨学金、フェローシップとして100万マカオパタカ(日本円換算:約1323万円)を寄付したと発表。

 今回の奨学金、フェローシップの受給対象者は100名で、各教育機関が過去1年間の成績及び経済状況などを勘案した上で選定するとのこと。

 同社では、優秀な人材育成をする上での高等教育の重要性を鑑み、地元マカオの学生が高等教育を受けることを機会をサポートすることが重要とし、2006年から13年連続で奨学金の寄付を続けている。これまでの総額は1000万マカオパタカ(約1億3228万円)超、受給者は1200人超に上るとした。

サンズチャイナから地元高等教育機関への小切手授与セレモニーの様子=2019年9月5日(写真:Sands China Limited)

サンズチャイナから地元高等教育機関への小切手授与セレモニーの様子=2019年9月5日(写真:Sands China Limited)

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