SJM、コタイ地区プロジェクト認可獲得

マカオ特別行政区政府は15日、SJMホールディングスが申請していたコタイ地区の開発計画について正式に承認したことを特区公報上で明らかにした。土地面積約7万平米、保証金21.5億パタカ、土地使用期間25年間。マカオでゲーミングライセンスを持つ6社すべてのコタイ地区開発計画が出揃った。

SJMホールディングスでは先日の2013年第1四半期決算発表において、コタイ地区の開発計画の内容として客室数2,000室の5つ星ホテル、ゲーミングテーブル700台、スロットマシン1,000台規模のカジノで構成される総合リゾートとしており、2016年から2017年にかけてのオープンを予定している。一方、約7万平米の土地面積はゲーミング6社のコタイ地区プロジェクト内で最小であることから、SJMホールディングスでは同社取締役が社長を務める「マカオテーマパークリゾート」と一体化した開発プランを計画している。

今回の認可獲得を受け、15日の香港証券取引市場においてSJMホールディングスの株価は5%上昇、上場来高値となる22.5香港ドルを付けた。

コタイ地区、マカオドーム東側の区画(資料)—本誌撮影

コタイ地区、マカオドーム東側の区画(資料)—本誌撮影

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