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中国本土の新型コロナ新規市中感染者数が14日ぶり減も4日連続2万人超…最多は広東省の9637人=11/18

珠江デルタ2022/11/19 10:58

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が11月19日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月18日の中国本土における新規市中感染確認者数は2055人(前日から221人減)だったとのこと。内訳は広東省1102人、河南省186人、重慶市145人、四川省137人、内モンゴル自治区114人、北京市79人、山西省56人、雲南省51人、新疆ウイグル自治区30人、江蘇省27人、山東省23人、陝西省18人、浙江省15人、遼寧省13人、上海市6人、福建省6人、湖北省6人、広西チワン族自治区6人、貴州省6人、黒竜江省5人、青海省5人、河北省4人、湖南省4人、海南省4人、チベット自治区3人、甘粛省3人、安徽省1人。このうち広東省の747人、重慶市の31人、四川省の20人、北京市の11人、浙江省の9人、山西省の8人、広西チワン族自治区の6人、河南省の2人、湖南省の2人、貴州省の2人、陝西省の2人、河北省の1人、内モンゴル自治区の1人、海南省の1人、雲南省の1人、青海省の1人の計845人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は2万2208人(前日から645人減)。内訳は広東省8535人、重慶市4599人、河南省1412人、内モンゴル自治区1237人、甘粛省1139人、新疆ウイグル自治区998人、陝西省541人、青海省537人、山西省439人、北京市436人、四川省417人、河北省352人、黒竜江省283人、山東省257人、湖北省208人、江蘇省145人、湖南省105人、雲南省83人、天津市76人、広西チワン族自治区72人、吉林省56人、浙江省47人、貴州省44人、遼寧省42人、寧夏回族自治区41人、安徽省30人、上海市22人、江西省21人、福建省16人、チベット自治区11人、海南省7人。

 無症状を含む新規感染者数は2万4263人で、14日ぶり減。ただし、8日連続5桁(1万人超え)となり、4日連続で2万人を上回った。上海市での大規模なロックダウンをはじめ、各地で目立った再流行が出現していた時期と同水準。

 11月18日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は1万9709人(うち輸入性が607人)で、重症者は87人(輸入性ゼロ)。無症状の患者17万3036人(輸入性988人)が医学観察下にあるとのこと。

 11月18日に新規感染例の報告があった省市区の数は全31のうち31で、前日と同数。このうち広東省(9637人)、重慶市(4744人)、河南省(1598人)、内モンゴル自治区(1351人)、甘粛省(1142人)、新疆ウイグル自治区(1028人)の6省区が4桁に上ったほか、陝西省(559人)、四川省(554人)、青海省(542人)、北京市(515人)、山西省(495人)、河北省(356人)、黒竜江省(288人)、山東省(280人)、湖北省(216人)、江蘇省(172人)、雲南省(134人)、湖南省(109人)の12省市区が3桁に。依然として多くの省市区で患者が出現する状況が続く。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現。10月下旬から急増し、流行開始以来最悪の状況を迎えている。18日の新規感染者数は前日から811人減の9637人で、2日ぶりに4桁台まで下落。このうち約98%が広州市からの報告例。同市の流行はオミクロンBA.5.2によるものとされ、市内では海珠区に報告例が集中している。市衛生当局は18日午後の会見で、海珠区の高リスクゾーン内における流行拡大傾向に変わりはなく、越秀区の一部で発生したクラスターの拡大などもあり、番禺区では状況の好転しているものの、全市レベルでの防疫状況は依然として深刻かつ複雑との見方を示した。長期にわたって市内の広い範囲で厳格な防疫対策が講じられている状況は続いており、市民の生活にも影響が及んでいる。省内その他はマカオに隣接する珠海市、深圳市、中山市などからの報告例。

 このほか、オミクロンBF.7が流行しているとされる北京市では9日連続3桁となり、社会面から発見に至ったケースは前日から35人増の80人に上った。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。マカオについては長期にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。ただし、マカオ市中では14日に2人、16日に1人、18日に1人の陽性者(輸入性及び輸入関連性)が相次いで出現し、このうち2人が広東省珠海市からの輸入性。さらに、珠海市での検査で発見に至った陽性者の中にマカオ訪問歴があったケースも複数出てきている。当局は感染経路が明瞭であることなどから市中伝播リスクは低いとの見方を示しているが、珠海市からの入境にあたって制限を強化する動きもある。また、19日朝には江蘇省蘇州市から珠海市を経てマカオ入りした観光客の女性1人の陽性が明らかとなり、宿泊先のホテルが封鎖に。過去数日にわたってマカオ各地を訪れていたという。

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

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