珠海・広州南間最速45分―広珠都市間鉄道

2013年元旦に広州南と珠海(拱北)の間で全線開通を予定している広珠都市間鉄道(廣珠城際鐡路)について、主要駅のみに停車する速達タイプの列車は同区間を最短45分で結ぶことがわかった。

28日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。広珠都市間鉄道会社責任者の龔偉氏によると、広珠都市間鉄道では主要駅のみに停車する速達タイプと、各駅停車タイプなどの運行パターンを計画しているという。広州南と珠海(拱北)の間、約116キロメートルの所要時間は速達タイプで45分、各駅停車タイプで80分程度を想定。同区間の営業最高速度は時速200キロ。

全線開通後の利用者数について、当初は3~4万人、将来的に8~9万人の利用を見込むという。

なお、珠海駅には35台の自動券売機が設置される予定。しかし、現在中国では自動券売機で中長距離列車の乗車券を購入する際、中国のICチップ入り身分証が必要となるが、香港人、マカオ人の持つ「回郷証」には対応するとのこと。しかし、外国人は有人窓口でパスポート等を提示して購入する必要がある。

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