広珠都市間鉄道、速達タイプ運行で20分短縮へ

昨年(2012年)大晦日に広州南駅と珠海駅の間で全線開通を果たした広珠都市間鉄道(廣珠城際鐵路)が早ければ今月中にも速達タイプの列車を運行する予定であることがわかった。停車駅は途中停車駅は3駅のみで、現行の各駅停車タイプに比べ約20分短縮できるという。

23日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。広珠都市間鉄道を運営する広鉄集団の関係者によると、現在同線上に建設中の碧江駅と順徳学院駅の2駅の建設工事が最終段階にあり、今月26日にも開業する見込みであることから、速達タイプ列車の運行が可能になるという。

現在、広珠都市間鉄道は各駅停車タイプのみを運行しており、広州南駅から珠海駅までの所要時間は72分。速達タイプは順徳駅、小欖駅、中山北駅の主要3駅のみに停車し、現行より約20分時間短縮を図り、1時間以内で広州南駅と珠海駅を結ぶ予定。

しかし、速達タイプの運行は当初朝夕の3往復のみになる見込み。詳しい運行スケジュールは近日発表される。

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