マカオ、宿泊客のコロナ陽性判明でホテルが封鎖に…患者は江蘇省からマカオ入り

(2022/11/19 12:15 配信)

社会・政治

 マカオ政府新型コロナウイルス対策センターは11月19日、同日マカオ域内で新たに1人の新型コロナ陽性例が出現したと発表。患者は中国本土からマカオを訪問中の女性(60)とのこと。

 19日未明、マカオ半島新口岸地区にある統合型リゾート(IR)施設「サンズマカオ(澳門金沙)」内にあるPCR検査ステーションで採取した混合検体1本(通常10人分で1本)から陽性反応が検出され、衛生当局が該当者に対する個別再検査を実施した結果、上述の患者1人が陽性だったことが判明したとのこと。

 疫学調査によれば、患者は11月13日及び14日にPCR検査を受けており、いずれも結果は陰性で、14日に家族2人とともに中国・江蘇省蘇州市から空路で広東省珠海市の珠海空港へ移動し、同日夜に關閘イミグレーションから陸路でマカオ入りした後、サンズマカオの隣で、マカオフィッシャーマンズワーフ内にある「ハーバービューホテル(勵庭海景酒店)」にチェックイン。その後、15日朝から咳、16日には発熱と倦怠感の自覚症状があったという。マカオ当局では、マカオ到着翌日から症状が現れたことから、輸入性の感染確認例とみられるとした。患者は15日から19日までの間、マカオの多くの地区を遊覧していたといい、目下、疫学調査を進めており、詳細は追って発表するとしている。なお、患者の同行家族2人について、これまでのところPCR検査結果は陰性とのこと。患者が宿泊していたハーバービューホテルは封鎖(局地ロックダウン)され、他の宿泊客及びスタッフは館内に残ってPCR検査の受検と医学観察(隔離検疫)を受けることになるという。

 マカオは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持しており、厳格な水際措置が維持されているが、中国本土との間に限っては条件付きで隔離検疫免除での相互往来が可能となっている。ただし、このところ中国本土では各地で流行が散発している状況で、流入に対する警戒が高まっていた。

 マカオ市中では14日に2人、16日に1人、18日に1人の陽性者(輸入性及び輸入関連性)が相次いで出現し、このうち2人が広東省珠海市からの輸入性。さらに、珠海市での検査で発見に至った陽性者の中にマカオ訪問歴があったケースも複数出てきており、これらに絡んで複数の集合住宅が局地ロックダウンの対象となっている。

 マカオではこれまで複数のホテルが陽性者の出現を理由に局地ロックダウンされてきた。直近では10月下旬にカジノディーラーの陽性発覚によりコタイ地区のIR施設「MGMコタイ」が封鎖となったケースが記憶に新しい。

 目下、マカオではマカオグランプリ、マカオフードフェスティバルなど、大規模イベントが複数開催されている。今回封鎖となったハーバービューホテルはマカオグランプリのサーキットに近い立地。

ハーバービューホテル外観(資料)―本紙撮影

ハーバービューホテル外観(資料)―本紙撮影

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