マカオの5月カジノ売上23.7%増の227.42億パタカ(約3147億円)=10ヶ月連続対前年プラスに

マカオ政府博彩監察協調局は6月1日、今年(2017年)5月のマカオの月次カジノ売上について、前年同月から23.7%、前月から12.8%のそれぞれ増となる227.42億パタカ(日本円換算:約3147億円)だったとする最新統計を公表した。

マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れだったが、同年8月から今年5月まで10ヶ月連続で対前年でプラスを維持している。また、200億パタカ台の大台突破は4ヶ月連続となる。

今年1〜5月の累計カジノ売上は1063.82億パタカ(約1兆4720億円)で、前年同期比15.8%増。プラス幅は前月から2.0ポイント拡大した。

なお、昨年通期のカジノ売上は前年比3.3%減の2232.10億パタカ(約3兆0886億円)で3年連続で前年割れとなったが、マカオ政府の年度予算目標として設定した2000億パタカ(約2兆7675億円)は11月を終えた時点で達成した。

【資料】2017年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:192.55億パタカ=約2664億円(3.1%増)
・2月:229.91億パタカ=約3181億円(17.8%増)
・3月:212.32億パタカ=約2938億円(18.1%増)
・4月:201.62億パタカ=約2789億円(16.3%増)
・5月:227.42億パタカ=約3147億円(23.7%増)
>1〜5月累計:1063.82億パタカ=約1兆4720億円(15.8%増)

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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