マカオ、メスのパンダ「シンシン」8歳の誕生日=マカオへ引っ越し後初

マカオ返還15周年を記念して中国中央政府からマカオへ送られたジャイアントパンダのつがいのうち、メスの「シンシン(心心)」が7月5日に8歳の誕生日を迎えた。

「シンシン」は当日のランチタイムに飼育員から高繊維ビスケットをベースに新鮮なフルーツ果汁シャーベットなどで飾り付けられた特製誕生日ケーキをプレゼントされ、美味しそうに食べる姿を観客らがじっと見守っていたという。

「シンシン」はオスの「カイカイ(開開)とともに中国・四川省のパンダ保護研究センターから今年(2015年)4月30日にマカオへ到着し、6月1日からマカオ・コロアン島にあるジャイアントパンダパビリオンで展示がスタートしたばかり。今回がマカオで迎える初めての誕生日となった。

マカオジャイアントパンダパビリオンを所管するマカオ政府民政総署が7月5日に発表にしたコメントよると、パンダのつがいはいずれも食欲旺盛で、元気よく遊び回っており、マカオの新生活にもすっかり慣れたようだとしている。

8歳の誕生日を迎えたジャイアントパンダの「シンシン」=マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

8歳の誕生日を迎えたジャイアントパンダの「シンシン」=マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

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