マカオ国際空港、8月の旅客数63万人…開港以来の単月最多記録

マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは9月23日、今年(2016年)8月の運営実績を公表。同社のプレスリリースによれば、8月の旅客数は前年同月比10%超の増加となる延べ(以下同)約63万人に達し、前月に続いて開港以来の単月最多を記録した。

同月の航空機発着回数は2.8%増の約5000回。また、同月マカオ国際空港から出発したマカオ居民(マカオ居留権保有者)の数は11%増の約12万人。

マカオ国際空港では、開港20周年にあたる昨年(2015年)に旅客数が前年比6.4%増の約580万人となり、過去最高を更新。今年1〜9月の累計旅客数は前年同時期から16%増の約480万人に達しているといい、昨年を上回るペースで推移している。

今年9月時点の乗り入れ航空会社数は27、乗り入れ都市数は40、週間定期フライト数は約1100となっている。

マカオ国際空港と日本を結ぶ路線については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週4往復就航している。福岡線については、10月30日から週5往復に増便が予定されている。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル=マカオ・タイパ島(写真:CAM)

マカオ国際空港旅客ターミナルビル=マカオ・タイパ島(写真:CAM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、今年(2024年)4月の住宅売買・…
  2.  マカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナは5月16…
  3.  澳門海關(マカオ税関)は5月15日、各イミグレーション施設で税関検査の強化を図るとともに、香港税…
  4.  マカオの統合型リゾート(IR)運営6陣営の一角にあたるサンズチャイナは5月15日、コタイ地区にあ…
  5.  きのう(5月15日)はマカオ及びマカオにとって第二の旅客ソースである香港でパブリックホリデーとな…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun