マカオのギャンブル業就業人数8.05万人…総数の2割占める=16年Q3

マカオ政府統計局は11月9日、今年第3四半期(2016年7〜9月期)の就業調査結果を公表。総就業人数は第2四半期から3800人増の39.42万人だった。

期内の8月にウィンパレス、9月にパリジャンマカオの2つの大型カジノIR(統合型リゾート)が相次ぎ開業したが、カジノなどギャンブル業(カジノ仲介含む)の就業人数は同3100人減の8.05万人で、総就業人数の20.4%を占めた。

月収中位数はギャンブル業が1.9万パタカ(日本円換算:約25.0万円)、非ギャンブル業が1.3万パタカ(約17.1万円)で、いずれも今年第2四半期から横ばいだった。

今年第3四半期のカジノ売上は第2四半期から6.6%増、前年同期比1.2%増の550.05億パタカ(約7252億円)。期末におけるマカオのカジノ施設数は38軒。

今年(2016年)8月に開業した大型IR「ウィンパレス」=マカオ・コタイ地区、2016年11月本紙撮影

今年(2016年)8月に開業した大型IR「ウィンパレス」=マカオ・コタイ地区、2016年11月本紙撮影

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