マカオ、同僚に執拗な嫌がらせ…中国人青年逮捕=仕事上のトラブル原因

マカオ司法警察局は3月14日、中国本土出身のレストラン・バー店員の男(20)を同僚女性宅への放火の疑いで逮捕したと発表した。

警察発表によれば、男は同僚の20代の女性と仕事上のトラブルがあり、3月8日にカミソリで女性の頭部及び頸部を切りつけ、警察に身柄を拘束されたことがあり、逆恨みしたという。その後、10日未明にアルコール度の高い中国酒を持参して女性宅を訪れるも、通行人がいたことから断念。接着剤で鍵穴を塞ぎ、酒を非常階段に隠して立ち去った。その後、12日未明に再び女性宅を訪れ、玄関マットに酒をかけて火をつけた後、酒瓶を持って立ち去ったという。女性の父親が臭いに気づいて外へ出たところ、玄関マットが焦げているのを発見し、警察に通報。警察が監視カメラの映像などから容疑者の男の身元を特定し、13日に男を自宅で逮捕した。

警察の調べに対し、男は大筋で犯行を認める供述をしているという。

マカオ司法警察局が公開した容疑者の犯行時の服装=3月14日(写真:マカオ司法警察局)

マカオ司法警察局が公開した容疑者の犯行時の服装=3月14日(写真:マカオ司法警察局)

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