マカオ政府文化局と消防局が旧正月シーズンを前に寺院対象の防火パトロール実施

寺院への参拝者が増える春節(旧正月)シーズンを前に、マカオ政府文化局と消防局は1月16日から18日にかけて市内にある43の寺院を対象とした防火パトロールを実施した。

文化局では、各寺院の管理責任者に対して文化財建築物の保護のため適切な消防安全上の措置を講じ、室内における終夜の線香焚きの禁止と夜間の電源オフを徹底するよう呼びかけた。

マカオでは、2016年の春節シーズンに世界遺産・媽閣廟の正殿にあたる正覚禅林で火災が発生し、堂内の広い範囲が燃え、激しく損傷したことを受け、文化財に対する防火対策が強化された。

今年の旧正月元旦は2月5日となっており、マカオ政府旅遊局では前後1週間にかけて前年から9〜10%増となる100万人超のインバウンド旅客を見込んでいる。

マカオ政府文化局と消防局による寺院を対象とした防火パトロールの様子(写真:マカオ政府文化局)

マカオ政府文化局と消防局による寺院を対象とした防火パトロールの様子(写真:マカオ政府文化局)

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