マカオ航空、2021年上半期の損失が対前年27.6%縮小

 このほどマカオ航空の66.9%の株を保有するエアチャイナ(中国国際航空)が公表した中間業績報告によれば、マカオ航空の今年上半期(2021年1〜6月)の税引後の損失は3.36億人民元(日本円換算:約57億円)で、前年同時期から27.6%縮小した。

 営業収入は12.5%増の5.13億人民元(約87億円)。このうち航空輸送収入は0.2%増の4.48億人民元(約76億円)。

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴う各国・地域における厳格な防疫措置やボーダーを跨ぐ旅行需要の低迷によって航空業界は試練の時を迎えており、マカオ航空も例外ではない。昨年、11年ぶりに赤字となった。マカオ航空の中国本土路線については再開が進んでいるものの、日本路線を含む中国本土以外については、長期にわたって大幅な運休を余儀なくされている状況。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

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