マカオ、2025年1Qの新設企業数が18.3%減も登録資本金は1.4%増

 マカオ政府統計・センサス局は5月20日、今年第1四半期(2025年1〜3月)の企業統計を公表。

 今年第1四半期の新規設立企業数は前年同時期から204社減(18.3%減)の913社。登録資本金は1.4%減の2.1億パタカ(日本円換算:約38億円)だった。解散企業数は186社、取消資本金は1.8億パタカ(約32億円)。企業の純増数は727社。

 新設企業を業種別にみると、ホールセール・リテール業が302社、ビジネスサービス業が279社で大半を占めた。新設企業の登録資本金の規模では、5万パタカ(約90万円)以下が全体の70.1%を占める640社、合計資本金は全体の8%に相当する1648万パタカ(約3.0億円)。100万パタカ(約1791万円)以上は12社、合計資本金は全体の70.8%に相当する1.5億パタカ(約27億円)。

 新設企業の資本金の出所については、中国本土からが1.2億パタカ(約21億円)、マカオからが7236万パタカ(約13.0億円)で、全体に占める割合はそれぞれ60.4%、35.2%。このほか、香港からは705万パタカ(約1.3億円)だった。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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