マカオ治安警察局は8月15日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2025」の一環として、同月14日から15日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。

　今回の取り締まりには同局のマカオ警務庁、海島警務庁、情報庁から36人が参加し、マカオの各所にある複数のゲームセンター、ネットカフェ、マッサージ店に対するパトロールを行うと同時に、タイパ島の中心部で職務質問を強化して臨んだとのこと。

　期間中、113人（男53人、女60人）に対する調査を行った結果、男2人のオーバーステイが発覚したため検挙。関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。

　同局では、今後も継続してマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。