中国とポル語圏諸国の貿易総額4.69%増―14年1-8月

中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(中國-葡語國家經貿合作論壇)常設事務局は10月13日、中国税関総署の統計をもとに、今年(2014年)1~8月の中国とポルトガル語圏諸国との間の貿易総額が前年同月比4.69%増となる900億米ドルだったと発表。

中国によるポルトガル語圏諸国からの輸入は610億米ドルで前年同月比5.55%増、中国からポルトガル語圏諸国への輸出は290億米ドルで前年同月比2.95%増。

8月単月の中国とポルトガル語圏諸国の貿易総額は126.41億米ドルで、前月比0.81%減、このうち中国によるポルトガル語圏諸国からの輸入は82.39億米ドルで前月比3.97%減、中国からポルトガル語圏諸国への輸出は44.02億米ドルで同5.71%増。

中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムはマカオに本部を置く政府系組織で、ポルトガル語を公用語とするマカオが中国とポルトガル語圏諸国との橋渡し役を担う。主要参加国は中国と、ポルトガル語を公用語とするアンゴラ、ブラジル、カーボベルデ、ギニアビサウ、モザンビーク、ポルトガル、東チモールの各国。

2013年に10周年を迎えた中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(資料)―本紙撮影

2013年に10周年を迎えた中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(資料)―本紙撮影

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