訪マカオ団体旅客8.3%増の88.7万人=15年3月、中国本土からが全体の8割

マカオ政府統計調査局は4月30日、今年(2015年)3月の団体旅客統計を発表。同月マカオを訪れた団体旅客総数は前年同月比8.3%増の88.7万人(のべ、以下同)に達した。

団体旅客の出発地別では、中国本土が14.5%増の72.4万人で、このうち広東省が80.6%の大幅増となる31.1万人だった。総数に占める中国本土の割合は81.6%。

このほか、団体旅客数が多い順で、台湾の5.0万人(18.5%減)、韓国の3.5万人(1.4%増)、香港の2.3万人(15.7%減)、日本の1.7万人(6.3%増)と続く。

なお、今年3月の訪マカオ旅客総数は前年同月比13.5%減となる227.1万人で、月次としては2012年10月以来最低を記録している。

今年第1四半期の累計では、団体旅客総数が前年同期比11.4%増の209.7万人、旅客総数は前年同期比3.6%減の741万2221人。

中国本土との陸路の玄関口となるマカオ半島北部の關閘イミグレーション到着ゲート(資料)=2015年2月(写真:GCS)

中国本土との陸路の玄関口となるマカオ半島北部の關閘イミグレーション到着ゲート(資料)=2015年2月(写真:GCS)

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