10月の訪マカオ旅客数0.6%減の263.7万人

マカオ政府統計調査局は11月23日、今年(2015年)10月の入境旅客統計を公表。同月の訪マカオ旅客数は前年同月比0.6%減、前月から9.2%増となる263万7106人(のべ、以下同)だった。

10月は中国の建国記念日にあたる国慶節連休(約1週間)を含むことから、中国本土の国内外旅行需要が高まる時期。

今年10月の訪マカオ旅客のうち53.6%が日帰り旅客で、旅客の平均滞在時間は前年同月から0.1日増の1.1日、宿泊を伴う旅客に限ると0.2日増の2.2日。

旅客の居住地別では、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土が0.4%減となる181万7212人、このうち個人旅行者に限ると0.8%減の79万1784人。省市別では広東省が78万334人で最大となり、以下、福建省の8万3083人、湖南省の7万1581人と続く。その他の主要居住地では香港が0.7%減の50万4981人、台湾が5.6%増の8万3462人、韓国が5.4%減の4万2680人、日本が1.4%増の2万2188人、フィリピンが4.2%増の2万2037人。10月の入境旅客数に占める中国本土旅客の割合は68.9%で、前月から3.8ポイント上昇している。

今年1〜10月の累計入境旅客数は前年同期比2.6%減の2549万1079人。このうち、中国本土旅客は3.5%減の1702万7052人で、全体に占める割合は66.8%。

多くの観光客で賑わう世界遺産・セナド広場周辺=10月17日ー本紙撮影

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