マカオのカジノ売上20ヶ月連続前年割れ=1月実績21.4%減の186.74億パタカ(約2827億円)
- 2016/2/1 17:20
- カジノ・IR
マカオ政府のカジノ監理部門、博彩監察協調局(DICJ)は2月1日、今年(2016)年1月の月次カジノ売上を公表。
1月の月次カジノ売上は前年同月から21.4%減となる186.74億パタカ(日本円換算:約2827億円)で、2014年6月から20ヶ月連続で前年割れ。ただし、金額ベースでは前月から1.8%の回復となった。
なお、昨年(2015年)の累計カジノ売上は前年から34.3%減となる2308.4億パタカ(約3兆4790億円)となり、2年連続の前年割れに。金額ベースでは2011年実績をやや下回る水準まで後退した。
マカオでは今年6月から年末にかけて3つの大型IR(統合型リゾート)が相次ぎオープンする予定であることから、下半期にかけて復調するとの見通しもある。

マカオのカジノ(資料)—本紙撮影