マカオジャイアントパンダパビリオンが8日間休館=身体検査と繁殖行為訓練で

マカオ政府民政総署は3月4日、コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンについて、3月7日から14日までの8日間を臨時休館とすることを発表した。

今回の臨時休館の理由について、休館中に同館で飼育・展示しているジャイアントパンダのつがい、オスのカイカイ(開開)=7歳とメスのシンシン(心心)=8歳の年次身体検査及び繁殖行為訓練を実施するためとのこと。

カイカイとシンシンはマカオ返還15周年を記念して中国中央からマカオに贈られることが決まったもので、昨年(2015年)4月30日に四川省のパンダ保護研究センターからマカオへ空路到着し、同年6月1日からマカオジャイアントパンダパビリオンで一般公開がスタートした。

マカオジャイアントパンダパビリオンの入館料は10パタカ(約140円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

メスのジャイアントパンダ「シンシン(心心)」(資料)=2015年9月、コロアン島・マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

メスのジャイアントパンダ「シンシン(心心)」(資料)=2015年9月、コロアン島・マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

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