マカオにポルトガル語圏諸国の食品アンテナショップ開設=7カ国が参加

マカオ政府貿易投資促進局(IPIM)は3月24日、ポルトガル語を公用語とする7カ国の食品を展示、販売するアンテナショップ「葡語國家食品展示中心」が今年(2016年)3月31日にマカオ半島旧市街地にある塔石広場北側に面して建つ通称「ガラスビル」内にオープンすると発表した。

施設は2フロア構成で、面積は4200平方フィート(約390平米)。アルファベット順にアンゴラ、ブラジル、カーボベルデ、ギニアビサウ、モザンビーク、ポルトガル、東チモールの7カ国が参加し、初期段階でナチュラルフード、スナック、缶詰、コーヒー、酒類など約700種類の商品が展示、販売されるとのこと。

「葡語國家食品展示中心」に並ぶ商品の数々(写真:IPIM)

「葡語國家食品展示中心」に並ぶ商品の数々(写真:IPIM)

マカオはかつてのポルトガル植民地で、現在もポルトガル語が公用語の1つとなっている。近年、中国はポルトガル語圏諸国との関係重視の姿勢を鮮明にしており、プラットフォームとしてのマカオの役割がクローズアップされ、交流深化が進んでいる。

「葡語國家食品展示中心」に並ぶ各種ワイン(写真:IPIM)

「葡語國家食品展示中心」に並ぶ各種ワイン(写真:IPIM)

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