マカオ、パンダの双子が生後満1ヶ月迎える

先月(6月)26日にマカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンで飼育・展示されているつがい(オス:カイカイ=7歳、メス:シンシン=9歳)に双子のオスの赤ちゃんが誕生してから満1ヶ月が経過した。

同館を管轄するマカオ政府民政総署(IACM)は7月26日午前、地元保育園に通う子供たちとプレスを招き、中国で伝統的にお披露目のタイミングとされる生後満1ヶ月を記念したセレモニーを開催した。

双子のうち、体重135グラムで生まれた幼名「大寶(ポルトガル語名:MANO=マーノ)」は7月26日時点で約7.5倍の1010.5グラム、わずか53.8グラムだった「小寶(IRMAO=イルマオン)」は14倍の753.6グラムとなり、いずれも順調に成長しているとのこと。

生後1ヶ月を迎え、地元の保育園児に披露された双子のパンダ=7月26日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

生後1ヶ月を迎え、地元の保育園児に披露された双子のパンダ=7月26日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

なお、双子のパンダの命名方法については、検討中で未定とのこと。

現在、マカオジャイアントパビリオンではカイカイのみの展示となっており、母子揃っての一般公開時期は半年後が目安になる見通し。ちなみに、入館料は10パタカ(約140円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

(>>その他の写真は「マカオ新聞」公式フェイスブックの記事参照)

赤ちゃんパンダ「大寶」の体温測定の様子=7月26日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

赤ちゃんパンダ「大寶」の体温測定の様子=7月26日、マカオジャイアントパンダパビリオン(写真:IACM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  2.  マカオ治安警察局は7月26日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  3.  ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニュ…
  4.  マカオ司法警察局は7月25日、マカオで覚醒剤の密売したとしてタンザニア人旅客の20代の男を逮捕し…
  5.  マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun