香港当局、マカオ行き高速船乗客にシートベルト着用呼びかけ

香港とマカオの主要なアクセス手段となるのが最高時速80キロを誇る高速船だ。一部路線では24時間運航を行っており、およそ1時間で両地の間を結んでいる。

高速船をめぐっては、航行中の衝突事故などがしばしば発生しており、シートベルト未着用の乗客が負傷する例も多い。

香港海事處は12月13日、マカオとの間の高速船が発着する上環マカオフェリーターミナル、屯門フェリーターミナル、尖沙咀チャイナフェリーターミナルにおいて、高速船でマカオへ向かう乗客に対し、安全確保のためのシートベルト着用を呼びかけるチラシを配布を実施した。

海事處では、各フェリーターミナルの目立つ場所にポスターを掲出するなど、様々な施策を通じて乗客のシートベルト着用に対する意識向上を図りたいとしている。

シートベルト着用を促すチラシを配布する海事處職員=2016年12月13日、香港・上環マカオフェリーターミナル(写真:news.gov.hk)

シートベルト着用を促すチラシを配布する海事處職員=2016年12月13日、香港・上環マカオフェリーターミナル(写真:news.gov.hk)

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