マカオ、今年に入って放火事件相次ぐ…半数がたばこの火の不始末原因

今年(2017年)に入って以降、マカオでは放火事件が相次いで発生している。マカオ司法警察局は2月19日、今年1月1日から同日までに10件の放火事件が発生し、このうち5件がたばこの火の不始末によるものだったとするデータを公表した。

また、過去2年間のたばこの火の不始末が原因で発生した放火事件は一昨年(2015年)が2件(総件数25件)、昨年(2016年)が6件(同27件)だったとのことで、今年は特に多いことがわかる。

司法警察局では、たばこのポイ捨てによって火災が生じた場合、刑事責任だけでなく、それによって生じた市民の生命と財産に生じた損害に対する賠償責任も負うことになるとし、愛煙家に対して注意を呼びかけている。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  ゴルフイベント「SJMマカオオープン2024」が今年(2024年)10月10〜13日にかけてマカ…
  2.  10月13日、中葡綜合體展覧館(中国・ポルトガル語圏諸国商業貿易協力サービスプラットフォームコン…
  3.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  4.  マカオ政府財政局が10月10日に公表した最新の財政収支資料によれば、今年(2024年)1〜9月の…
  5.  マカオ政府体育局とスターマックエンターテインメントプロダクションが主催する3人制バスケットボール…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun