今年マカオに襲来する台風は5〜7個の見通し=6月下旬から9月中旬にかけて

これからの時期、マカオで最も警戒される自然災害が「台風」だ。マカオ政府市民防衛機構は4月5日、台風対策会議を開催した。

今年(2017年)は6月中旬から9月下旬にかけて、5〜7個の台風がマカオに襲来するとの見通しという。

市民防衛連合行動指揮官を務める警察総局の馬耀權局長によれば、昨年のマカオにおける暴風警報発令回数は8回、このうち警戒レベル8を記録したのが1回あり、倒木や看板の落下などが14件発生したとのこと。まもなく訪れる台風シーズンに備え、準備を整えるとともに、市民への啓蒙に努めたいとした。

今月7日に市民防衛機構による台風防災演習が実施される予定。

マカオ政府市民防衛機構による台風対策会議=4月5日(写真:GCS)

マカオ政府市民防衛機構による台風対策会議=4月5日(写真:GCS)

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