ホテル客室でドラッグパーティ開催…マカオの現職警察官ら5人逮捕

マカオ・コタイ地区にあるリゾートホテルの客室内でドラッグパーティに参加していたとみられるマカオ治安警察局所属の現職警察官ら男5人が禁止薬物使用、販売の疑いでマカオ司法警察局に逮捕されていたことがわかった。

マカオ司法警察局の発表によれば、4月5日午前9時頃、ホテルから同局に清掃スタッフが客室の掃除をしていた際、薬物の吸引用具のようなものを発見したと通報を受け、捜査に着手。同日夜から翌朝にかけて客室に出入りしていた男5人を相次ぎ逮捕した。

なお、逮捕された5人のうち、禁止薬物を使用していた疑いがある1人がマカオ治安警察局所属の現職警察官(39)だった。警察官は、司法警察局の調べに対し、同じ部屋にいた別の男から3000パタカ(日本円換算:約4万2000円)で禁止薬物を購入し、使用したなど、犯行認める供述をしているとのこと。治安警察局では、当該警察官を停職とし、懲戒手続きを進めているという。

5人の身柄はすでに送検済み。司法警察局では、薬物の入手経路及び背後関係を詳しく調べるとしている。

マカオ治安警察局(資料)-本紙撮影

マカオ治安警察局(資料)-本紙撮影

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