マカオ警察がフェリー乗船券転売の男2人逮捕

マカオ治安警察局は7月14日、タイパ島のタイパフェリーターミナル周辺で防犯パトロールを実施した際、フェリー乗船券を転売していたマカオ人の2人(30代及び40代、いずれも無職)を逮捕した。

警察の発表によれば、被疑者はカジノ施設においてギャンブラーからエコノミークラス席のチケットを1枚あたり120香港ドル(日本円換算:約1723円)で買い取り、タイパフェリーターミナル周辺で同140香港ドル(約2010円)で転売していたという。警察は、被疑者を交通チケット投機販売の罪で送検する方針。

マカオの多くのカジノでは、ギャンブラーがプレイするごとにポイントが貯まる会員プログラムを用意しており、一定のポイントに達するとフェリーチケットやホテル宿泊券、家電製品などの賞品と引き換えることができる。

タイパフェリーターミナル周辺でフェリーチケットを転売していた男2人の所持品(写真:マカオ治安警察局)

タイパフェリーターミナル周辺でフェリーチケットを転売していた男2人の所持品(写真:マカオ治安警察局)

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