インフルエンザ流行のマカオ、肺炎併発事例も増加

近日、マカオでは季節外れのインフルエンザが流行している。

マカオ政府衛生局が7月24日に発表した内容によれば、肺炎を併発するインフルエンザ患者が増加しているとのこと。今年(2017年)に入って以降、マカオで確認されたインフルエンザ患者の肺炎併発事例は49件あり、このうち3人が人工呼吸器などの装置の使用を必要とした。

なお、衛生局公共衛生研究所が直近1週間で検査を実施した289件のインフルエンザの症状を示した患者の呼吸器のサンプルのうち、158件が陽性反応を示したという。

このほか、タイパ島の高齢者施設でインフルエンザの集団感染があり、感染者数はこれまでに24人が確認され、うち9人が入院中。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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