マカオの1〜9月累計カジノ税収約9731億円…対前年17.5%増=財政黒字は61.9%増

このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜9月累計の歳入は前年の同じ時期から14.5%増の848億8920万パタカ(日本円換算:約1兆2034億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は93.4%となった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は17.5%増の686億4190万パタカ(約9731億円)で、予算執行率は95.5%。歳入に占めるゲーミング税の割合は80.9%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年9月まで14ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

一方、歳出は4.9%減の499億4420万パタカ(約7080億円)で、予算執行率は58.6%にとどまった。

財政収支は61.9%増の349億4500万パタカ(約4954億円)で、予算執行率は627.6%に達している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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