マカオの国慶節連休の小売業への経済効果、IR施設内がトップ…平日比で売上22%増

マカオ政府経済局は10月25日、10月初旬の国慶節連休期間中、観光客が主に買い物に訪れる13エリアにある1230軒のショップ及び飲食店を対象に実施した経済効果に関するアンケート調査結果を公表。

客足、売上とも平日と比較してそれぞれ平均8%、4%増加したが、前年の同じ時期との比較では減少した。

コタイ地区の大型IR(統合型リゾート内)、マカオ半島の主要観光エリアにあたる白馬巷、セナド広場、聖ポール天主堂跡、新馬路、南灣、タイパ島の官也街一帯の洋服や靴を取り扱うショップが客足、売上ともに効果が大きかった。平日比で売上の増加幅が最も大きかったのはのコタイ地区の大型IR内で、22%増。

マカオ政府旅遊局が10月9日に公表した国慶節及び中秋節連休(10月1〜8日)の訪マカオ旅客数統計によれば、8日間の訪マカオ旅客総数は前年の同じ時期から約10%増となる約92.1万人、中国本土からの旅客に限ると約11%増の69.6万人に上った。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2016年5月ー本紙撮影

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2016年5月ー本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)ウィンパレス(永利皇宮/Wynn Palace)の運営…
  2.  マカオ政府文化局(ICM)はマカオ半島の塔石広場に面して建つ旧エストリスホテル(愛都酒店)の跡地…
  3.  マカオ・新口岸地区の南湾湖畔に位置するレイクサイドプロムナードなどが会場となる第6回マカオランタ…
  4.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「ロンドナー・マカオ(澳門倫敦人/The Lond…
  5.  マカオでは、9月29日の中秋節を間近に控え、市内あちこちがランタンのデコレーションで彩られるなど…

ピックアップ記事

  1.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun