マカオ、12万パタカ(約170万円)以上の現金等持ち込み申告義務化スタート

12万パタカ(日本円換算:約170万円)相当の現金等のマカオへの持ち込み、マカオからの持ち出しの際に申告を義務付ける『出入境時携行現金・無記名譲渡可能有価証券規制法』が今日(2017年11月1日)から施行となった。

同法では、規定金額を上回る現金及び/または無記名で第三者へ譲渡可能な有価証券類(トラベラーズチェック、小切手、為替手形、支払保証書、約束手形等)を携行してマカオへ入境する際、税関検査場において諸手続きが必要な者が通過する赤色レーンへ進んだ上、専用フォームに記入して税関職員へ提出し、質問に応じる義務が生じる。出境にあたっては、税関職員から質問を受けた場合に回答、該当する場合はフォームへの記入が必要。

なお、金とその他貴金属、宝石は申告の対象に含まれない。無申告やフォームへの虚偽記載等が発覚した場合、1000〜50万パタカ(約1万4000〜700万円)の範囲の罰金が科される。

マカオはフリーポートして知られ、これまで現金等のマカオへの持ち込み、マカオからの持ち出しについては金額の大小に関わらず申告不要だった。マカオと同じく中国の特別行政区で、フリーポートの香港では、現在のところ同様の措置は導入されていない。

マカオ・關閘イミグレーション税関検査場の赤緑式レーン(写真:澳門海關)

マカオ・關閘イミグレーション税関検査場の赤緑式レーン(写真:澳門海關)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ保安庁は2月29日に会見を開き、昨年(2023年)の犯罪統計及び法執行状況に関する総括レビ…
  2.  マカオ政府衛生局(SSM)は2月28日、公立総合病院の仁伯爵綜合醫院(通称:山頂醫院)からクロイ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  マカオ政府とカジノ運営コンセッションを結ぶ6陣営の一角、ギャラクシーエンターテイメントグループ(…
  5.  マカオ金融管理局は2月23日、昨年(2023年)のマカオ特別行政区の財政準備運用状況を公表。 …

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空(NX)によれば、2024年1月31日までの期間限定で成田・…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の女性アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が2月1日にマカオ・コタイ地区にあるロンドナーシアタ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年3月号
(vol.129)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun