マカオ政府統計調査局は11月8日、今年第3四半期（2017年7〜9月）の住宅価格指数を公表した。

マカオの今年第3四半期の住宅価格指数は256.3で、第2四半期から1.3%の上昇。住宅価格指数の上昇は6四半期連続となったが、上昇率は第2四半期の3.7%から鈍化した。エリア別ではマカオ半島が1.3%上昇の257.1、タイパ島・コロアン島が1.1%上昇の252.7。

中古物件に限った指数は1.6%上昇の263.8。このうち、マカオ半島は0.9%上昇の248.8、タイパ島・コロアン島は4.2%上昇の331.6。築年数別では、6〜10年が7.3%上昇の263.5、11〜20年が1.4%上昇の267.3だった一方、築年数5年以下は2.6%下落の234.7。未完成物件（プレビルド）は5.5%上昇の260.9。

実用面積別では、75〜99.9平米の物件の指数が4.7%上昇の237.6、100平米以上についても1.4%上昇の235.4となった。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2015年4月（写真：GCS）