マカオの公共路線バス位置情報アプリに多数の新機能

マカオ政府交通事務局(DSAT)は12月4日、公共路線バスの位置情報アプリ「巴士報站」について、同月末にも複数の新機能を付加したアップデート版をリリースすると発表した。

新機能は、バスの混雑状況(対応路線:26A及びMT4系統)、マカオ半島とタイパ島を結ぶ3本の橋を通過する推計所要時間、主要道路及びエリアの道路混雑状況、バリアフリー対応の有無、最終バス情報の5つ。

DSATによれば、同アプリは昨年(2017年)7月末のリリース以降、これまでに述べ27万8000人がダウンロードし、毎日平均4万2000人以上が利用しているという。

また、アプリと同様の機能を持つデジタルサイネージを今年末までに26のバス停に設置、テスト運用を経て2018年第1四半期にも本サービスを開始する予定とのこと。

アップデートを予定しているマカオの公共路線バス位置情報アプリ「巴士報站」の画面イメージ(写真:DSAT)

アップデートを予定しているマカオの公共路線バス位置情報アプリ「巴士報站」の画面イメージ(写真:DSAT)

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